2022.09.09 / UOZU

デジタルの喧騒から離れ、エモーショナルな時間の流れを感じながら
ワタルトミナガの気負わずもアートの域に達した非日常に誘われる。

バブルランプを鮮やかなカラーパレットで表現。
「答え」を知りたがる我々の頭の中を真っ白にして、
全員が五感で感じ取るしかないユニークさ。

これはなんだという違和感を覚えることに気持ち良さすら感じる。
今は情報量が多すぎる。
思考が停止する程の抽象度。それが狙いなのかもしれない。

ヨセミテの美しい大自然には夕日の演出がマッチする。
Californiaでしか感じることのできないカラーを纏う。

富永氏の感動した景色や思い出、通ってきた道。
洋服を通じて旅をする。

作品の意図は考えずに、感じる。
私たちは答え合わせをするために洋服を着るのか。
他人から評価されたいからなのか。
否定はしないが、楽しむことは忘れたくない。
自分が感動するものに純粋に向き合うだけでいい。

これらはカオスではなく富永氏の美である。
街にどんな風に混じり合うのか、あなたの日常を豊かにしてくれるのか
体感してみませんか。
「自由」のその先を一緒に見に行きましょう。